夏の終わりのケアが秋肌の運命を左右する! 紫外線ダメージのリセットでキレイを回復
夏の肌ダメージをリセットする生活スタイルとスキンケア
気をつけてはいたものの、ついうっかり浴びてしまった紫外線や室内の乾燥など、夏ならではのダメージは自然に元には戻りません!
紫外線ダメージで肌に残ってしまったメラニンを居座らせず、押し出すにはターンオーバーの促進が必要です。
紫外線ダメージで肌に残ってしまったメラニンを居座らせず、押し出すにはターンオーバーの促進が必要です。

そこで今回は、「自宅での日々のケアで、メラニンを居座らせないようにする」という小林ひろ美さんに、生活の中で負担なく取り入れられるテクニックを伝授していただきました。
スキンケアや毎日の習慣をヒントに、夏の肌ダメージをリセットしましょう。
スキンケアや毎日の習慣をヒントに、夏の肌ダメージをリセットしましょう。
お風呂は「ビューティドーム」!
毎晩お風呂でお手入れするかしないかが秋肌を決める
毎晩お風呂でお手入れするかしないかが秋肌を決める
湯船にしっかり浸かると、浮力、水圧、温め効果で、こりかたまった筋肉がゆるみ、血流がよくなって栄養素や酸素が行き渡り、細胞が活性化。さらに、毛穴が開くので中に詰まった汚れや老廃物をオフしやすく、シミの大敵であるストレスも和らぐ、といいことだらけ。毎晩の習慣が1ヶ月後、1年後、10年後には大きな差になっていくので、漫然と入らないで、意識しながら浸かるのがオススメです。

1.温冷パッティングでメラニンを排出
メラニンを排出するためには、細胞活性化が重要。お風呂に氷水
を入れたコップとスプーンを持ち込み、ダメージが気になる部分に温冷パッティングを。
を入れたコップとスプーンを持ち込み、ダメージが気になる部分に温冷パッティングを。
①自分の頬にフィットする大きさのスプーンを用意します。スプーンを氷水の中に入れ、クルクルと回して、冷やします。
②冷えたスプーンの背を使って、やさしくパッティング。骨部分は痛いのでお肉部分に当てて。
下から上に向かってスプーンを動かして頬を持ち上げるようにパッティングするとリフトアップも期待できます。
下から上に向かってスプーンを動かして頬を持ち上げるようにパッティングするとリフトアップも期待できます。
③その後適温のお湯につけた温スプーンで同様にパッティング。冷たい→温かいパッティングを3回繰り返します。
私の場合は38℃程度のぬるめのお湯にゆっくり10分浸かりながら①〜③を繰り返し、体や髪を洗い、再び15分浸かります。この時、タオルやペットボトルでエクササイズをすることも。しっかり汗をかくので、常温の水をたっぷり飲んで、 “流れ”をよくすることを心がけています。
2. 気になる部分は美容成分をミルフィーユ塗りでケア
ダメージが気になる、目元や口元などの年齢サインが表れやすいパーツは、美容成分を「ミルフィーユ塗り」。入浴後は特に肌がほぐれているので、スキンケアには絶好のタイミングです。
①ブースターを顔の内側から外側に向かって優しく伸ばします。
②美容液を重ねて内側から外側へ伸ばします。
③目元や口元にはさらにブースター→美容液→ブースター→美容液、と交互に繰り返し塗って、美容成分をしっかり届けます。
身体の内側からもアプローチでさらに細胞イキイキ
紫外線を浴びた後は、ダメージを最小限にするためにも、外側からのケアだけでなく、内側からもキレイを目指しましょう。毎日の食事では抗酸化の働きのあるビタミンCや、活性酸素除去の働きのあるカロテンを多く含んだ野菜やフルーツなどを。食事だけで必要な成分を摂るのが難しいときは、賢くサプリメントを活用することもオススメです。

ダメージを受けてしまっても、肌は常に生まれ変わるものだから、いくつになっても挽回できます。毎日の生活でお手入れや食習慣を楽しみながら、ぜひ自分史上最高の美肌を手に入れてくださいね。
お話をうかがったのは
小林ひろ美さん
小林ひろ美さん
美容家
美・ファイン研究所主宰
美の目利きとして雑誌、テレビなど様々なメディアで活躍中。海外の美容情報にも精通しており、豊富な美容知識と生活の中から編み出されるユニークかつ効果絶大なメソッドで支持を集めている。また、企業のコンサルティングなど、活動の幅を広げている。
