くすみ、シワ、クマ、たるみ…。その原因は「顔冷え」かも? 血流アップで細胞から元気に!冬のぽかぽかスキンケア
コロナ禍のマスク生活の中、実は顔の上下で肌温度に差ができてしまっています。
例えるとしたら北国と南国。顔の上半分は北風にさらされて乾燥し、肌温度が下がっています。一方、下半分はマスクで覆われているので、湿度が高く温かい南国のような状態ですが、マスクを外したとたん湿気は一気に蒸発。肌は急激に乾燥し、温度は低下します。と小林ひろ美さん。
冷えはターンオーバーの乱れを引き起こし、メラニン色素の排出を滞らせ、シミやくすみ、乾燥による目元のシワや小ジワが目立つように。さらに冷えによる血行不良でリンパの流れが停滞すると、老廃物の排出も滞り、たるみやほうれい線につながる顔のむくみの原因にもなります。
冷えはターンオーバーの乱れを引き起こし、メラニン色素の排出を滞らせ、シミやくすみ、乾燥による目元のシワや小ジワが目立つように。さらに冷えによる血行不良でリンパの流れが停滞すると、老廃物の排出も滞り、たるみやほうれい線につながる顔のむくみの原因にもなります。

そこで今回は、小林ひろ美さんに寒くて「顔冷え」する時期の細胞活性に役立つ、冬のポカポカスキンケアを教えていただきました。
こんな症状が気になったら「顔冷え」しているかも
□シワっぽさが気になる
□くすみがある
□ほうれい線が目立つ
□目の下にクマがある
□手で顔を触ると顔の方が冷たく感じる
□くすみがある
□ほうれい線が目立つ
□目の下にクマがある
□手で顔を触ると顔の方が冷たく感じる
顔冷えしているかどうかは、温度設定が快適な室内で顔に手を当てたとき、手よりも顔の温度の方が低いかどうかで分かります。もともと手足にも冷え性があり代謝の低い方は、顔冷えも起こしている可能性が高いかもしれません。気温・湿度が下がってくると、冷えて巡りが悪くなり、肌も不調に陥りやすいので改善していきましょう。
鏡の前でハッと気付いてからでも大丈夫!ポカポカ生活で「顔冷え」改善
<朝>
1日のスタートは「白湯」で体の中から温め力を強化
寝具から出ている顔が、朝起きると冷たくなっていると感じませんか?寝起きは白湯や生姜と蜂蜜をプラスしたジンジャーティーなどで、まずは体の中から温めて。毛細血管を増やす働きがあることが証明されているシナモンを、ヨーグルトや紅茶、カフェラテにかけて、小さじ1杯程度を目安に摂るのもおすすめです。
さらに洗顔はぬるま湯で行い、スキンケアは必ず手で温めてからなじませるようにすると、心地良く使うことができます。
さらに洗顔はぬるま湯で行い、スキンケアは必ず手で温めてからなじませるようにすると、心地良く使うことができます。

<夜>
スキンケアの浸透率UP!“ホットターバン”の顔・首・耳蒸し
大きめのターバンを熱いお湯でギュッと絞ってホットターバンに。それを耳がすっぽり隠れるように巻き、顔まわりを温めます。さらにホットターバンを下ろし、リンパが流れる首も温めます。巡りのツボが密集する耳や髪の生え際がポカポカと温かくなり、血流が高まって細胞も活性化、スキンケアのなじみもぐんと良くなります。寒さでこわばった肌には化粧水が浸透しにくいので、スキンケア前に行うのがおすすめです。

<就寝時>
寝ている間も血流維持で細胞活性!ヘアケアもできて一石二鳥
冬の寒い時期は就寝中も首や肩が冷え、筋肉がこって血流を妨げてしまうことも。首をしっかり保温しておくと血流を維持できて、顔の温度も高く保ちやすいので、ネックウォーマーなどで首を冷やさないことが効果的。また洗い流さないタイプのトリートメントやオイルを、乾燥しがちな毛先に揉み込んでパーカーのフードをかぶれば、寝ている間に冷え対策をしながらヘアケアもできて一石二鳥です。

寒い冬に顔がひんやりするのが当たり前のように思いがちですが、今年の冬はしっかり「顔冷え」対策をして、イキイキ肌を目指しましょう。
お話をうかがったのは
小林ひろ美さん
美容家
美・ファイン研究所主宰
美の目利きとして雑誌、テレビなど様々なメディアで活躍中。海外の美容情報にも精通しており、豊富な美容知識と生活の中から編み出されるユニークかつ効果絶大なメソッドで支持を集めている。また、企業のコンサルティングなど、活動の幅を広げている。
