赤ちゃんの肌がプリプリの秘密はポリアミン

柔らかくプリプリしていて、誰もが頬ずりしたくなるような新生児の肌は「細胞増殖能が高い」ということが知られています。細胞を増やす「ポリアミン」は、新生児の肌だけでなく母乳などにも高濃度で含まれていて、ヒトの組織では皮膚にも多く含まれます。細胞を増やし、生命活動を維持するために重要な存在です。
ポリアミンの働きはすごい!


ポリアミンは、シミの元となる紫外線ダメージを受けた細胞を活性化させ、ハリ・弾力を保つコラーゲンの産生を促進します。また肌内部のうるおいを保つヒアルロン酸を産生するなど報告されています。このようにポリアミンの機能は多岐にわたり、抗酸化作用や抗アレルギー作用、発毛促進作用なども知られています。健やかな肌を維持するには肌内部の環境を整えることが必要です。
加齢とともにポリアミン量は減少

人間の身体は細胞から成り立っていて、日々増殖を繰り返していますが、内外から受ける様々なストレスなどによってその周期は乱れ、時には停止してしまうことが報告されています。さらに残念なことに、ポリアミンの濃度は加齢とともに減少してしまうので、健康な肌を保つためには、ポリアミンの適切な濃度の維持が重要であることが分かってきています。


ポリアミン量を増やしてイキイキと
加齢とともに減少するポリアミンは、皮膚(表皮組織)に多く含まれています。未来へ続く美しさのために、毎日継続してケアすることが若々しさを保つ秘訣です。